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 死神の精度/伊坂幸太郎
―人の死には意味がなくて、価値もない。
       つまり逆に考えれば、誰の死も等価値だということ―


主人公は死神。名前は千葉。好きなものは音楽。
彼の仕事は、死がせまっている人間に近づき、「死」を実行するのに
適しているかどうかを見定め、報告すること。
死神が「可」の報告をすればその人間は死に、「不可」の報告をすれば
死を免れる。調査期間は一週間。
姿は、調査のたびに、仕事のやりやすい外見と年齢が与えられる。

※調査は儀礼的なものに過ぎなくよほどのことがない限り「可」の
 報告をすることになっている。

お奨め度★★★★☆

死神の精度 死神の精度
伊坂 幸太郎 (2005/06/28)
文藝春秋

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死神千葉が見つめた6人の調査対象者の物語。
最初の調査対象者の名前は、藤木一恵。
大手電気メーカー本社の苦情処理の部署で働いているが
自分に自身がなく、自分には何の取り柄もないと考えている。

ある時から、一恵は同じ相手から指名でクレームを受けるようになっていた。
相手は何度も一恵に謝るように言ったり
修理に出向くと言えば、それよりも商品の故障の原因を
説明しろと言ったり、一恵に対する嫌がらせとしか思えないこと
ばかりを強要してくる。
そのことが一恵をより暗い気分にさせていた。

そして、そんな一恵に死神千葉が近づき物語が始まる・・・

この本の魅力
面白いところ
①死神という視点
何といっても、主人公が死神という設定が変わっていて面白い。
それも私たちが死神と言われて連想する死神とはまったく異なる。
彼らは、普通の姿をして近づいてくる。
人間にあまり興味がないため、会話にズレが生じたり
ズレているのに会話が成立したりする所なんかユーモアがあって
面白い。時々人間の振りをしようとする千葉にも笑ってしまう。
ちょっと変わった視点で生と死について考えられるのは
この作品最大の魅力である。

②リンク
物語を順に読んでいくと、前後で繋がっていたりするところが
あって、楽しめる構成になっている。
こういったリンクって実はものすごく気持ちがいい。
伊坂作品は、リンクが色々なところに張られている。
リンクによって伊坂作品の世界はすべてがつながっているように感じる。
それが伊坂作品を読む一つの楽しみにもなる。
今回の「死神の精度」も当然他の作品の人物が登場している。
ネタバレはしないので、探してみてほしい。
下にファンサイトのリンクを張っておくので、どうしても
リンクの答えを知りたい人はそこで見てほしい。

③ジャンル多彩
6つの短編ということで、恋愛あり、ミステリーあり、逃亡劇あり
と一つのジャンルにとどまらない。
あくまで死神という視点で様々なジャンルに取り組んでいるのは
とても興味深く、感心しながら読ませてもらいました。

あれ?って思ったところ
①設定について
音楽が好きな死神。調査を報告する死神。
この二つの設定が生かされているのは、最初の「死神と精度」だけ
のような気がする。
最初の「死神の精度」篇を読んで、この二つの設定が
もっと重要なキーワードになってくるのかなとも思ったんだけど。

まとめ
様々なジャンルで書いているので、色々な人にお奨めできると思う。
ただ、最初から順に読んでいけば、前後で繋がっている部分が
ありそれが作品に深みを与えているので、出来れば全部の作品、
それも短編だからとゆっくり時間を置いて読むのでなく
話を忘れないうちに通して読んでみてほしい。
伊坂作品に特徴的な皮肉的要素の面白さや会話の楽しさなど
も健在の作品である。


本の中で登場している作品
①「微妙な嘘は、ほとんど誤りに近い」の台詞が出てくる作品。
伊坂作品によく出てくるゴダールの作品です。
女と男のいる舗道 / アンナ・カリーナ

②無伴奏チェロ組曲
色々ありますが、ヨーヨー・マによるものをリンクしておきます。
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) / ヨーヨー・マ

伊坂さんが作品を書くにあたって参考・引用した本
人生の短さについて 他二篇 / セネカ
ツァラトゥストラはこう言った 下 岩波文庫 ニーチェ

参考HP:
伊坂幸太郎ファンサイト
http://www.mtnk.net/


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(2006/10/23(月) 16:05)

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